姿勢の良し悪しを決める3つの要素
「あの人は姿勢がいいね~」
「昔から姿勢が悪いって言われるんです~」
こんな風に「姿勢」に良いor悪いって日常的に使われますよね。この「姿勢」の良し悪しはどこで決まるのでしょうか?
まずは見た目の良し悪しです。
一般的に姿勢というのは「見た目」ですよね。
猫背になっていたり、腰が曲がっていたりすると姿勢が悪いということになりますし、背すじがビシッとしていれば姿勢が良いと判断されるものです。
実は姿勢の良し悪しを判断するには「見た目」だけでは足りないのです。
姿勢は「動き」と「力の抜け具合」が大切です。
今回お伝えしたいのが、姿勢というのは「見た目」だけではない!というお話です。
姿勢の専門家としてわたしが重要視しているのが「動き」と「力の抜け具合」です。
どんなに見た目は良くてもこの2つが悪いといい姿勢とは言えず、肩こりや腰痛、頭痛など様々な不調に陥りやすい姿勢といえます。
姿勢の「動き」とは
「動き」というのは、背骨がいかに柔らかいかということです。
逆に言うと、いかに背骨が固まっていないかということ、これが大事です。
背骨というのは、本来はこんにゃくのように柔らかいものなのですが、悪い姿勢や歪んだ状態が長く続くと、背骨の関節が固まってしまいます。
関節が固まっているということは筋肉も硬いということです。筋肉はゴムのようなもので、弾力性がある状態がいい状態ですが、背骨が固まっていると筋肉が伸び縮みできず固くなってしまいます。
この状態が、肩こり(肩ハリ)や腰痛の原因です。
姿勢の「力の抜け具合」とは
もう1つの「力の抜け具合」というのは、お医者さんや整体師などの専門家も最も見落としがちな指標です。その分最も大事な要素といえます。
要は「体に力が入っているかどうか」ということです。
姿勢を維持、保持するうえで、筋肉にはある程度の力を入れなくてはなりません。が、その力が過度に入りすぎたり抜けすぎると良くないのです。
力が抜けすぎるとダラ~としていかにも悪い姿勢となるので、これは分かりやすいと思いますが、問題のなのが力の入りすぎです。
背すじがビシッとした状態は、力が入りすぎていてかえって肩こりや腰痛になるのです。
実は、当院の整体を受けている方にはこのタイプの人がとても多いです。
一見すると同じ姿勢でも「動き」と「力の抜け具合」で肩こりや腰痛になるかは分かれてしまうのです。
「よく姿勢がいいねって言われるのに何で肩がこるんだろう~?」
と思っていた人は「動き」と「力の抜け具合」に問題があるかもしれません。
- 見た目
- 動き
- 力の抜け具合
この姿勢の3要素は、姿勢の改善だけではなく肩こりや腰痛の改善には必ず必要なことなので、これから整体をお探しの方は、この辺をみてくれる整体さんを探すと良いと思います。
肩こりや腰痛の原因となる背骨の固さと動きとは?
補足で、背骨の固さと動きについて解説します。
肩こりや腰痛がなかなか改善しない・・・、そんな人には共通点があります。
それは背骨の固さです。正確に言うと背骨の関節が固まっているということです。
背骨は本来はこんにゃくのように柔らかいものです。
それがゆがみや悪い姿勢などの影響で関節の動きが固まってしまうのです。それが肩こりや腰痛の原因です。
筋肉というのは、関節を動かすことによって伸びたり縮んだりします。ゴムのようなイメージです。(逆に筋肉が伸びたり縮んだりすることで関節が動いて、体を動かすことができます)
背骨が固まっていると、筋肉というゴムを伸び縮みさせることができないので、固まってしまうのです。ゴムも伸び縮みさせないと固まってしまいますよね。それと似ています。
この状態になると、ただ筋肉を揉みほぐしても効果はでません。関節を動くようにしなければ、筋肉は柔らかくならないのです。
マッサージをしても効果が一時的なのはそのせいです。
藤沢市にある当院の整体では、ただ筋肉をほぐすだけではなく、矯正によって関節を動くようにすることを目的にしています。
それが達成されれば、肩こりや腰痛は劇的な改善をみせることになります。既存の整体院やリラクゼーションとの大きな違いです。
その場しのぎを続けるのではなく、根本的な改善を目指して当院の整体にいらしてくださいね!