ヨガと腰痛の関係性
最近はヨガがだいぶ一般的になってきましたね。フィットネスジムのスタジオレッスンの中にもありますし、ホットヨガのお店も増えています。ヨガをすることは腰痛の解消の為にも、とても良いことだと思います。
ヨガをする時に、以下の点を意識して行うとさらに腰痛に効果が出ます。
ヨガの呼吸でリラックスできる。
腰痛になる人の共通点の1つは、体が緊張していることです。
力が入りすぎてしまい、腰の筋肉がガチガチに張ってしまい辛くなっているのです。
普段の呼吸も浅くなっている人が多く、自律神経の交感神経(活動する時の神経、高まりすぎると緊張過多の状態)が常に優位になっています。
そこでヨガの呼吸です
深く呼吸することを意識して、体をリラックスさせてください。日常的にも行うことで、体の緊張をとく効果が期待できます。
ヨガをやったことがない人は、色々なポーズをとるイメージが強いと思いますが、ヨガで大切なことはまず呼吸です。
呼吸が浅いなーと普段感じる人にお勧めです。
体を動かして筋肉を柔らかくできる。
ヨガには、普段やらないような動きやポーズがあります。それらを行うことで、体を柔らかくしたり、使っていない筋肉を使ったりするので、腰の筋肉もほぐすことができるので腰痛の改善につながります。
ただ無理は禁物です。頑張りすぎると変に力が入ってしまい、逆に腰を痛める危険性もあるので気をつけましょう。
この時に、しっかり力を抜きながら行うことを意識してください。脱力が大切です。
注意!ゆがみがあると効果も半減してしまう。
体がゆがんだままヨガをすると、関節が十分に動かせないので効果が半減してしまいます。
ヨガをすることでゆがみをとる効果もあるのですが、なかなか初心者には難しいことです。
整体やカイロプラクティックなどで、体を整えることも同時に行うと効果がアップします。
当院の整体では、施術の前と後に体の動きの確認をするのですが、体が固かった人が施術後は柔らかくなることが多々あります。
ゆがみをとってヨガを行うとより体が動いて効果的なので、よりいっそう腰痛にも効いてきます。
ヨガで体に対する意識が変わる。
ヨガをすると体の色々なことに気づくと思います。
- 「こんなところが固いんだな」
- 「右と左で動き方が違う」
- 「呼吸が浅かったんだな」
など、普段は意識していなかったことが意識できます。これは非常に大切なことです。
腰痛になる人の共通点として「自分の体を知らない」ことがあります。
疲れていることに気づいていなかったり、体に左右差があることがわからなかったりしています。
体の異変に気づかないので、知らない間に酷い状態になり、いきなり単なる腰痛ではなくぎっくり腰になってしまったりします。
自分の体の具合がわかることで、腰痛の予防の意識も高まるので、健康的になります。
以上のことを意識しながらヨガをするとより効果的だと思います。姿勢やゆがみのことなど気になることがございましたら、当院にご相談くださいね。無理せず頑張りましょう!