その不調は「姿勢病」かもしれません

頭を押さえる女性

肩こりや腰痛を含めて、現代人は病院の検査では、はっきりとした原因がわからないような「なんとなく感じている不調」が多くあります。

わたしは日常生活の姿勢が原因で起こる様々な不調や症状を「姿勢病」(緊張性姿勢症候群)と呼んでいます。

腰痛だけではなく、肩こりや首こり、股関節痛など身体に起きる様々な痛み、頭痛や不眠、自律神経の乱れなども「姿勢」が原因で起こります。

悪い姿勢で起きる体の緊張が原因。

悪い姿勢というのは、筋肉に緊張をつくります。

適度な緊張ならいいのですが、「過度な緊張」が続くと筋肉の緊張が取れなくなり、それが腰痛や肩こりになってしまいます。

体が緊張していると、それが神経に伝わり、脳に伝わります。そうすると脳はストレスを感じている状態になり、心が緊張しているときと同じ状態をつくってしまうのです。

それが自律神経の乱れにつながり、様々な不調を引き起こすのです。

いい姿勢にしようとすることが緊張をつくることにも

「じゃあ、姿勢を気をつけていい姿勢にすればいいんだね!」と思いますよね。

ここに落とし穴があります。

残念ながら、そのいい姿勢にしようとする行為が、更なる緊張をつくることがあります。

いい姿勢=気をつけではない

いい姿勢というとどんな姿勢を想像しますか?

気をつけ!という感じの背すじをビシッとした姿勢ではないでしょうか?

ここに大きな間違いがあるのです。

気をつけをすればするほど、体は緊張してしまうのです。

気をつけをした状態でリラックスできるでしょうか?できないですよね。いい姿勢というのは、「リラックスした状態」です。

適度に力が抜け、スーっとしているイメージです。ビシッとしていることではないのです。

姿勢病になるメカニズムは?

ストレスとリラックス

  1. 悪い姿勢(ストレス姿勢)
  2. 筋肉が緊張し続ける
  3. 交感神経のスイッチがオンになり続ける(戦闘モードの状態)
  4. 慢性的なストレス状態
  5. 脳のセンサーが誤作動を起こす
  6. ホルモンバランスが崩れる
  7. 体内に慢性的な炎症が起きる
  8. 不調

こんな流れで慢性的な不調のスパイラルに陥ります。

この状態が長く続くとメンタル的な部分など、とにかく色々な面の不調が出始めますのでくれぐれも注意が必要です。

特に肩こりや腰痛などは2.筋肉が緊張し続けると5.脳のセンサーが誤作動を起こすから発生していると考えています。

立禅で体を整える。

わたしは、いい姿勢でいることで体と心を整えることを「立禅」と呼んでいるのですが、気をつけの姿勢では立禅はできません。

お坊さんをイメージするといいですね。スーっとして立っている気がしませんか?

変に力んでいなくて、リラックスしていますよね。

現代人がやってしまいがちなのが、猫背や悪い姿勢を気にするあまりに無意識に気をつけの姿勢をとって力を入れてしまうことです。自分では気づかないことが多いです。

無意識にしている緊張の姿勢こそ、腰痛など痛みや様々な不調の原因になるのです。